新刊『なぜ介護殺人は起きるのか』(監修、別冊宝島)が発売されました

私が監修した新刊『なぜ介護殺人は起きるのか』が店頭にて発売となりました。

20年ちかくにわたって現場の取材を続けてきましたが、この間、介護殺人事件のルポや、裁判の傍聴も行ってきました。
この本では私が10年ほど前に取材し、裁判の傍聴をした介護殺人事件の事例や在宅で介護を行う家族の現状を示す
データなどで構成されています。

~以下、宝島社ホームページより~

別冊宝島2565 なぜ介護殺人は起きるのか
著者:小山朝子 監修

価格:本体1200円+税
2017年03月16日発売

2週間に1度は起きている介護殺人。事件の背景を徹底追究

経済的負担、過大なストレス など
苦悩する家族と在宅介護の実態!

▶73%の介護者が限界を感じている実情
▶年間10万人が介護離職! 進まない社会の理解
▶生活保護を却下され、母を手にかけた末、
自殺を選んだ被告人の末路

傍聴席からジャーナリスト・記者が見た
介護殺人・心中
5事件の全貌

2017年現在、2週間に1度は起きているといわれる介護殺人・心中。なぜ、最愛の家族を手にかけなければならなかったのか、その背景にはどんなことがあったのか。本誌はその実態に迫ります。介護家族の抱える悩み、殺人を選択してしまうほど追い詰められた加害者の心理状況などのデータをもとに分析。もはや他人事とはいえなくなっている介護の実態を解説します。

小山 朝子 (こやま あさこ) プロフィール
介護ジャーナリスト、介護福祉士。
東京都目黒区生まれ。20代から約10年間、洋画家の祖母を介護。20年ちかくにわたり介護現場を取材し、「介護ジャーナリズム」という独自のジャンルを切り開く。2017年現在は、当事者、ジャーナリスト、介護職の視点から、各地で講演、執筆活動を展開。テレビ・ラジオ等メディアへの登場実績も多い。

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宝島社のサイト↓
https://tkj.jp/book/?cd=20256501