第16回東京新聞生活セミナー 講演のお知らせ

東京新聞の生活面では約1年間にわたって「知っ得介護」を連載していました。
東京新聞が2007年6月から開始した生活セミナーでは、その1回目から講師をつとめています。

今月開催される第16回目のセミナーでは「知って得する介護のあれこれ」をテーマに講演を行います。実際の介護体験を踏まえて、負担を軽減するためのアイデアや長く続けるための心がまえなど、知って得する情報を楽しくお伝えします。

第16回 東京新聞生活セミナー
2009年7月18日(土) 13時~
(12時30分より受付を開始します)

<会場>
世田谷産業プラザ 大会議室(世田谷区役所三軒茶屋分庁舎3階)

<定員>
100名


以下の東京新聞のサイトから情報がご確認いただけます。お申し込みもこちらからできます。
参加費は無料。講演終了後には毎回人気の抽選会もあります。

7月26日の生放送で、論者として出演した、NHK長崎 長崎のこれから「徹底討論 どうする? 在宅介護」は、無事終了しました。長崎に限ったことではありませんが、私は現場の介護現場において、「実態把握の徹底」が喫緊の課題であることを終始一貫して主張しました。介護サービスに繋がっていない人の実態を把握することはもちろん、自治体をはじめ地域の関係者も、利用者や家族が何を望んでいるのか、現場に足を運んで耳を傾けてほしいということ(ケアマネジャーが、現場に出向くより書類に追われている問題もあわせて)も含んでいます。加えて、介護現場の人材難に対する提案、さらに現在の小規模多機能居宅介護支援のシステムに対する疑問、そして介護をさせてもらった祖母への感謝の気持ち(在宅介護の明るい部分にも光をあててほしいという点)など、番組内では思っていたことが発言できてよかったです。後日、番組を見た周囲からは、かなりエキサイトしていたと言われました・・・。

今回の収録では余裕をもって現地入りし、帰りのフライトも遅めに設定したため、収録や打合せの合間に、プライベートで、以前取材したケアマネジャーとランチをご一緒し、介護現場の現在の状況を伺ったり、NHK長崎放送局近くにある、日本二十六聖人殉教地や出島にも足を伸ばし、長崎皿うどんや名物のトルコライスも食することができました。介護現場は課題も多いと感じますが、長崎は見どころ満載でよかところですね。また訪れたいです。