いよいよ四国で「古茂田家五人 美と表現の世界」が開催されます!

POSTED BY 小山朝子 ON  17 2010   00

これまでエッセイや体験記などで書いたり、インタビューでも話を
してきたのですが、私は祖父母、両親全員画家という家系で生まれ育ちました。
ちなみに親戚にも写真家や音楽家などがいます。

このたび、祖父が生まれた四国で祖父母と母の作品が同時に展示される
「セキ美術館2010年度企画展 古茂田家五人 美と表現の世界
―松山ゆかりの古茂田家の五人が表現する戦前、戦後そして今」が開催
されます。

ちなみに、今回の展覧会のチケットには、祖母が幼い頃の私を
描いてくれた作品が使われています


古茂田美津子作「夕暮(朝子像)」(部分)1975年

出品作家
・古茂田守介(祖父/油彩)
・古茂田美津子(祖母/油彩)
・古茂田杏子(母/銅版画)
・古茂田公雄(祖父の兄/油彩)
・古茂田不二(公雄長男/写真)

<以下、チラシ紹介文より>
松山出身(ゆかり)の古茂田家五人は、戦前から今日まで、
それぞれに美術、芸術表現に携わり多彩な活動をして、
その業績を残しております。

戦前上京し猪熊弦一郎に師事した公雄・守介の兄弟。
戦後帰郷し無所属で郷里の自然をモチーフにして制作を続けた公雄。
新制作派協会を中心に数々の展覧会に出品し活躍しながらも42歳で
逝った守介。今も二人の作品は全国の古茂田ファンに大切にされております。
今回は、松山、東京の古茂田家と目黒区美術館のご協力で代表作及び未公開の
作品も展示いたします。

守介の妻・美津子は夫の逝った後、画業を再開し新制作展などで作品発表を続け、
その作品がまとまって公開されるのは松山では初めてです。また公雄の長男・不二は
写真家として、守介の長女・杏子は銅版画家として松山、東京を拠点に作品発表を
続けております。

今回展覧される古茂田家五人の作品は、全国の古茂田ファンはもちろん、
多くの美術愛好家に感動を与え、郷里ゆかりの作家への関心を高めて
いただける事と思われます。ご期待ください。


古茂田家五人の作品が掲載されたチラシ

・開催日 平成22年10月20日(水)~11月28日(日)
(月、火は休館。祝祭日は開館)
・時間 10時00分~17時00分
・会場 セキ美術館
(松山市道後喜多町4-42)
・入館料 大人700円(前売り600円)、高・大学生500円、小・中学生300円
(20名以上の団体は100円割引)  
・お問い合わせ先 セキ美術館(TEL: 089-946-5678)ならびに
南海放送チケットセンター(TEL:089-915-3838)


主催:セキ美術館・南海放送
後援:愛媛県・愛媛教育委員会・松山市・松山市教育委員会・
愛媛新聞社・NHK松山放送局・テレビ愛媛・あいテレビ・
愛媛朝日テレビ・FM愛媛・愛媛CATV

前売り券発売所:セキ美術館、南海放送本社受付、セキ株式会社本社受付、
いよてつ高島屋南館3階プレイガイド、フジグラン松山4階サービスセンター

「セキ美術館」の公式サイト
http://www.seki.co.jp/mus/

■「古茂田家五人 美と表現の世界」関連番組(予定)
・「日曜プレスクラブ」(四国4局ネット) 10月17日(日)10:20から(生放送)
・「ラヂオ本町一丁目一番地」10月23日、30日、11月6日、13日の
各土曜日9:50から(生放送)