「週刊エコノミスト」(毎日新聞社)7/17号 特集<介護崩壊>寄稿

○7月9日発売の「週刊エコノミスト」(毎日新聞社)7/17号の特集
<介護崩壊>のリード記事
「弱い年寄りは早く死ね」-これが「美しい国なのか」

介護現場の現状をジャーナリスト、当事者の立場から寄稿。
利用者が介護サービス事業者を選ぶのではなく、「事業者の都合」によって利用者が選ばれている現状や、改正以後、サービスを利用できる時間が減り、「介護予防」どころか外出の機会も減ってしまった利用者のケースなどを執筆した。

○母が腰痛を起こし、整形外科へ。コルセットを装着して帰宅。
体位交換、おむつ交換など、介護は前かがみの姿勢が多いだけに腰を痛めやすい。
母が言うには「最近テレビで見た介護の方法を試してみたところ、
腰を痛めてしまった」という。
テレビでも本でも「介護のノウハウ」を述べたものは多い。
しかし、Aさんにとっては疲れる方法でもBさんにとっては
一番やりやすい方法だということもある。
とくに長年介護を続けている場合は、自分の慣れた方法でやるのが
一番いいのかもしれない。

「こうしゃなあかんこと、ないから」
先日見に行った、映画「殯の森」のなかのセリフだ。
「こうしゃなあかん」ということはない。
介護の方法も、ひとりひとりの生き方も。

○この週末、連休ですが、私は早朝5時から神戸へ取材。予約した便が台風で欠航にならなければよいのですが。