「訪問介護フォーラム2007」基調講演、祖母が与えてくれたこと

祖母古茂田美津子の通夜、告別式は滞りなく執り行いました。ご多忙のなか、ご参列いただいた多くの皆様、弔電、メールなどであたたかな言葉を下さいました皆様のご厚情に深謝し、喪心より御礼申し上げます。

現在はまだ深い悲しみのうちにありますが、これまでは祖母のために
注いできた力を、今後は多くの要介護者、家族、そして家族を支える
医療・介護の専門職のために注ぎたいとねがっています。
祖母が私に与えてくれた道なのかもしれません。
今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

○近日の講演
2007年 12月9日(日)10:10~12:00
千葉県農業会館大ホール 
「訪問介護フォーラム 2007 ~サービス提供責任者に介護報酬を~」基調講演

□通夜、告別式の翌日には東京新聞生活セミナーでの講演がありました。講演は無事終了しましたが、講演後、司会者の方が涙を浮かべていらっしゃいました。スタッフの皆様のお心遣いに感謝。

□10月の「全国老人福祉施設大会 岩手大会」でシンポジウムでご一緒したみなさんと11月に再会し、食事会をしました。たのしいひとときでした。

□原稿の締め切りや講演の準備、番組の収録など忙しくしています。4日は「ラジオケアノート」の収録でニッポン放送へ。ディレクター勝亦さんとアナウンサー増山さんとの打ち合わせが楽しく、元気になれる時間です。

□12月6日は祖母の86歳の誕生日でした。飲み込みが困難で胃ろうをしていた祖母には、毎年アイスクリームのケーキを買ってお祝いをしていました。アイスクリーム、一口食べてもらう試みを毎日続けたかったのですが、仕事をもつ母と私にはそれも難しく・・・。「9年間、よく介護をしましたね」と言って下さいますが、私のなかには「もっと、ああしていれば」という気持ちや「ごめんね」という思いもあります。
多くのことを与えてくれた祖母に、感謝の気持ちでいっぱいです。